農業生産法人 森谷ファーム

済みきったオホーツクブルーの空と果てしなく広がる大地、清らかな水と大気が育む自然との調和の中で、安心・安全な食をお届けする森谷ファーム

栽培について

オホーツクの清らかな水と澄んだ空気に恵まれた大地から育まれる自然と調和し、次世代へ命をつなぐ土づくりにこだわり、持続可能な農業に取り組んでいます。
秋に投入する堆肥の購入先には、必ず足を運び自分の目で確認しています。堆肥を入れ土中の微生物を増やし地力の向上に努め、さらにキカラシという緑肥を玉葱の収穫後に栽培し畑に鋤き込みます。春に肥料をまく時には化学肥料を減らし、有機質肥料を入れ土作りにこだわっています。
できるかぎり農薬を減らすため、畑をよく観察し効率的に使用する事で回数を減らします。畑の周りの草刈りをし、害虫の発生を抑え、畑にはえる雑草は手作業で除草します。暑い夏の日に手作業での除草は大変な重労働ですが、安心で安全な作物を食卓に届けるよう、これからも継続していきます。

白花豆について

入植当時の土壌は肥沃ではなく石がとても多い悪い条件の土地で、ときには水田の冷害にも悩まされ、農業者の暮らしはとても大変でした。
そんな肥沃ではないこの地域で、農業者の所得向上に適した作物はないだろうかと試行錯誤し、道南より一握りの白花豆の種子を譲り受けました。
白花豆は、つるが伸び、「女竹」といわれる支柱が使われ、多くの手間がかかります。当時は冬に裏の川の柳を切り、枝をおろして、豆の支柱に使いました。この地域での栽培が難しいと言われていた白花豆ですが数々の困難や失敗を重ね、現在では地域の栽培技術も確立され温根湯は日本一の生産量を誇る産地となったのです。
白花豆の栽培にはこのように多くの労力がかかりますが、価格が安定し農業経営が成り立っています。そのため『高級菜豆』と呼ばれています。

森谷ファームの歩み

山形県より入植して80年以上続く4代目農家。
入植当初は瑞穂の丸山で農業を営みましたが、畑の条件が悪かったため親戚を頼り現在の地で薄荷(ハッカ)栽培を始めました。
当時の北見は世界一の薄荷王国でしたが、安い輸入薄荷が入るようになり衰退。次に力をいれた作物の米も冷害に悩まれ、国の減反政策もあり稲作から畑作へと転換し、昭和30年代には二代目の森谷吉蔵が白花豆の栽培を始めました。
それから、昭和40年代に入って森谷ファームの基幹作物となる玉葱栽培を始め、現在では35haの生産規模となったのです。栽培品種

企業詳細情報

事業所名 農業生産法人 (有)森谷ファーム
業種 農業
代表者 森谷 健吉
担当者 森谷 裕美
資本金 300万円
従業員数 7名
主要取扱品目 【玉ねぎ】北はやて2号、オホーツク222、きたもみじ2000、さらり、アーリーレッド、ECOみらい玉葱 【豆】白花豆、紫花豆、大福豆 【小麦】きたほなみ、春よ恋 【その他】ビート
住所 〒091-0151 北海道北見市留辺蘂町昭栄206
ホームページアドレス http://farm-moriya.com/

アクセスマップ

アクセス方法
JR留辺蘂駅より車で約7分

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